【2026最新】夏の切り花を長持ちさせる7つのコツ!やりがちなNG例
昨日飾ったばかりなのに、もう花がぐったり…。夏は気温が高く、水も傷みやすいため、いつものお手入れでは切り花がすぐ元気をなくしてしまうことがあります。
「毎日水を替えるのは大変」「忙しくてこまめなお手入れができない」という方も多いですよね。
そこで今回は、夏の切り花が傷みやすい理由や、暑い時期に気をつけたいポイント、やりがちなNG例をまとめました。忙しくても取り入れやすいコツも紹介します。
毎日のお手入れが難しい人向けの“最低限これだけ!”もご紹介するので、夏でも長く花を楽しみたい方は、ぜひ最後までチェックしてみてください。
夏の切り花が傷みやすい理由
原因1:夏は水温が上がりやすい
気温の上がる夏場は、花瓶の中の水の温度も上昇します。
特に日の当たる場所や、出入りの少ない部屋などは暖かい空気の滞留が花瓶の中の水の温度を上げて生ぬるいお湯のようになってしまう可能性があります。
原因2:夏は雑菌が増えやすい
花瓶の中の水の温度が上がると同時に、花瓶の中では花材についた雑菌が増えてしまいます。
暑い夏の時期に花瓶に入った花材の茎などが柔らかくなったり、腐敗臭がしていたら、雑菌が繁殖していると考えられます。
原因3:夏は水分が蒸発しやすい
暑い時期は、花瓶に入れた水も気温の上昇と共に、蒸発しやすくなります。
花瓶や花器の中の水分が少なくなってしまうことと同時に、花や枝についた葉が行う『蒸散』も急激に早まる場合もあるため、痛みやすくなります。

切り花は、根っこがないため、切り口から吸い上げる水の量より蒸散の放出の量が多いとバランスが崩れ水不足になってしまいます。
暑い夏に切り花を長持ちさせる7つのポイント
花を飾る際に、通年で気をつけたいことも含め、特に夏場に注意したいことをまとめました。
①水替えは毎日行う(朝か夜がベスト)
水替えは、夏に起こりやすい水温の上昇や水の汚れを防ぐためにも大切です。
日中の部屋の中は、思った以上に気温が上がっていることが多くあります。暑い夏は、朝一番の水道の水も暑くなっている場合もあるので、実際に手で触れて確認してから水を取り替えましょう。
②花瓶も一緒に洗う
花瓶を洗うことは、水温の上昇や菌の繁殖を防ぐためのお手入れです。
花瓶の中に雑菌が残っていては、せっかく水替えをしても効果が少なくなってしまいます。水替えのタイミングで一緒に行えるといいですね。
③直射日光を避ける
水温が上がってしまうことや雑菌の繁殖を抑えると共に、花や葉からの水分の蒸発が多くなること、また、花びらの日焼けを避けるためです。
花瓶の水が温ることが、雑菌の繁殖を促してしまうことはお伝えしましたね。それと合わせて、日光が直接花や葉に当たることは、乾燥が進み蒸散が早まってしまう原因にもなります。

他にも、花びらは、紫外線によって変色したり、傷みが進むこともあります。
強い光は避けて飾ると、花のダメージも少なくなりますね。
④エアコンの風に当てない
これは花や葉の乾燥を防ぐのために注意するポイントです。
涼しい環境がお花にとって過ごしやすい場所ではありますが、エアコンの風は、植物にとっては大敵!乾燥を促してしまいます。
必要以上に蒸散を行ってしまい、花瓶の水を吸い上げる水揚げが、追いつかない可能性があります。
また、人工的な強い風は花にストレスを与えてしまい、早く枯れる原因にもなります。
⑤水に浸かる葉を取り除く
雑菌の繁殖を防いだり、栄養が必要な花に行くようにすることにも繋がります。
花瓶の中や、花器に張った水に葉が浸かっているとそこから雑菌の繁殖が進む可能性があります。また、大切な栄養は花に行くようにします。

花についている葉は、すべて取り除くということではありません。花にとって栄養を吸い上げる手助けをしてくれる役目をもつ葉もあるからです。
まずは、水の中に入ってしまう葉は取り除きましょう。
⑥茎をこまめに切る(水切り)
茎をこまめに切ることは雑菌の繁殖を防ぎ、水揚げ(水を吸い上げる)を促すことに繋がります。
切り口を少しだけでいいので水替えの際にハサミで切りましょう。清潔を保つことは雑菌の繁殖を抑えることになります。
また、切り口を水の中で少し切ると花瓶に戻した時に浸透圧で吸い上げが良くなります。
⑦傷んだ花や葉は早めに取り除く
雑菌の繁殖を増やさないためのお手入れです。
せっかく飾った花を、すぐに捨ててしまうのは残念ですが、傷んだ花は雑菌を広げてしまいます。取り除きましょう。

大好きな花の場合、「まだ大丈夫」と思いたい、残したい気持ちになりますよね。そんな時は、その花だけ花瓶を分けて飾ってあげましょう。
夏にやりがちなNG例
何気ない行動が、お花の傷みを進めているかもしれません。ここでは、よくやってしまいがちなNG例を出してみました。
キッチンの窓際
キッチンに立つとき、目につくところにお花があると、気分が癒されることありますね。ただ、置く場所としては注意が必要なんです。
キッチンの場所によっては直射日光が当たっていたり、気温の上昇が急激な場所、料理の熱や蒸気が当たる場所は花が傷みやすいことが多く見られます。
テレビや家電の近く
テレビの近く
テレビやゲーム機の近くは、乾燥が進んだり、排熱によって熱くなってしまうことがあります。
家電製品
冷蔵庫の上、電子レンジの付近、ルーター周辺、空気清浄機の吹き出し口などは熱や温かい風が花に当たってしまう可能性があります。
エアコンの風が当たる
前の項でもお話しましたが、人工的な風が当たってしまうと、花にとっては乾燥やストレスにつながり、花の傷みを早めてしまうことがあります。
氷をたくさん入れすぎる
花瓶の中の水の温度上昇を防ぐこととして、紹介しているものもありますがこれも注意が必要です。
- 花が環境変化に驚く
- 吸水リズムが乱れる
- 水を吸い上げにくくなることがある
このような理由から、一度にたくさんの氷を入れることはおすすめできません。

少量なら大丈夫か?ということより、急激に冷やすことがよくないので、その点は注意しましょう。
花瓶の水を多く入れすぎる
確かに、たくさん水を吸い上げられるようにたっぷり入れたいところですが、毎日の水替えが大変や億劫になってしまってはいけません。
また、花の種類によっては、『浅水を好む』花もあり、夏の花であるヒマワリやガーベラなどは茎が腐りやすいため浅水(少なめの水)が基本です。
一度にたくさん入れることより、清潔な環境を維持することを心がけることが花を長持ちさせることに繋がります。
毎日のお手入れが難しい人に:最低限これだけ!
毎日の水替え、花瓶の洗浄、切り戻し・・・。忙しくてそれは無理!と感じた方に『最低限これだけ!』をまとめました。
それがこちらの3つ!
- 涼しく風通しの良い場所に置く
- 水に浸かる葉を取る
- 延命剤を使う
涼しい場所に置く
熱がこもらない、自然の風が通る場所が理想的です。人の動きがあって空気が動く玄関や、窓際を避けた気温変化が少ない場所がおすすめです。
水に浸かる葉を取り除く
時間のある時に水替えや切り戻し(切り口を少し切る)を行うと、水に浸かる葉が出てきます。それも取り除くようにしましょう。
延命剤を使う
花屋さんでお花を購入すると、液体や粉状の『延命剤』とサービスしてもらえることが多くなってきました。是非、活用してください。

また、飾る際にはたくさんの花をまとめるより、
- 分けて飾る・・風通しが良くなったり、傷んだ花を見つけやすい
- 短くして飾る・・吸い上げる距離を短くして花の負担を減らしたり、水替えしやすくなる
なども、ちょっとした一手間です。機会があったら試してみてください。
夏に限らず、花を長持ちさせる方法をまとめた記事があります。具体的に花別の水揚げ方法を解説しています。

花束をもらった際に長持ちさせるために行うといいことなどもまとめています。

参考にしてください。
夏でも手軽にお花を楽しむなら
夏になると、特に大きな冷蔵庫を持たないお花屋さんでは、花の種類や数が減ってしまうと感じたことはありませんか?
また、持ち帰ってくるうちに吸水が足らず元気がなくなってしまった。よく見たら傷んでいた。など、筆者にも経験があり、とても残念な気持ちになりました。
毎日のお手入れも大切ですが、花を長く楽しむなら『できるだけ新鮮な状態で飾り始めること』も大切です。
そんな方には、自宅にいながら新鮮な季節の花を手にすることができる。【HitoHana】の花の定期便がおすすめです。
プロが選んだ新鮮な花が届くため、夏の水揚げの手間が減る、傷みにくい花が届くなどのメリットがあります。
花の色を選ぶことができ好みやお部屋の雰囲気に合わせることができます。花のボリューム(価格や本数)、配達の頻度も選べ自分のライフスタイルに合ったサービスを選ぶことができます。
まとめ
毎日水を替えたり、花瓶を洗ったりと、夏の切り花のお手入れは少し手間がかかります。ですが、全部を完璧にやろうとしなくても大丈夫です。
まずは「涼しい場所に置く」「水に浸かる葉を取る」「延命剤を使う」など、できることから取り入れてみましょう。ちょっとした工夫でも、花の持ちは意外と変わってきます。
暑い季節でも、お気に入りの花を少しでも長く楽しむための参考になれば嬉しいです。
