花の基礎知識

胡蝶蘭をもらったらどうする?正しい管理方法と二度咲きを楽しむ完全ガイド

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胡蝶蘭をいただいたとき、まず悩むのが「これ、どうやって管理すればいいの?」ということではないでしょうか。

見た目は華やかで美しい一方、水やりの頻度や置き場所など、意外と気をつけるポイントが多く、自己流で育ててしまうと、すぐに元気がなくなってしまうこともあります。

実は筆者も、はじめて胡蝶蘭をもらったときは扱い方が分からず、試行錯誤しながら管理していました。

この記事では、胡蝶蘭をもらった直後にやるべきことから、正しい管理方法などを初心者の方にも分かりやすくまとめています。

正しい管理を知るだけで、胡蝶蘭は1〜3ヶ月以上楽しめるだけでなく、二度咲きさせることもできます。

また記事の後半では、「贈る側になったときの選び方」についても紹介していますので、ぜひ最後までチェックしてみてください。

胡蝶蘭をもらったらまずやること

  • ラッピングを外す
  • 株の状態をチェック

ラッピングを外す

贈られた胡蝶蘭は、綺麗にラッピングされていますが、まずは、花の保護を目的に掛けられているセロファンを外しましょう。

セロファンに包まれたままだと、花の周りの風通しが悪く痛みやすくなってしまいます。

  • 個人の場合・・鉢を包んでいる不織布などのギフト用ラッピングも外しておくと、水やりなど行いやすくなります。
  • 会社・お店の場合・・お祝いで店舗に飾る際は、来客された方に見ていただくために、立て札やギフト用ラッピングはしばらく、そのままでも良いと思います。(水やりのタイミングまで)

株の状態をチェック

贈答用の胡蝶蘭は、一鉢に花をつけた茎が何本かあります。苔などで鉢の表面が覆われていますが、その下では、いくつかの株がビニールポットに入っています

鉢の中には、花の大きさとは少しアンバランスなぐらい、小さな株と隙間を埋める発泡スチロールが入っています。

株の状態と一緒に、使われている鉢もチェックしましょう。底に穴が開いている鉢か、穴のない飾り鉢(鉢カバー)かで、水やり後の方法が違ってきます。

胡蝶蘭は、水やりをした状態で贈られてくることが多いので、次の日など、すぐに水やりをする必要はないと思います。

胡蝶蘭の管理方法

置き場所

明るい日陰

直射日光の当たらない、レースのカーテン越しのような柔らかい光が入る窓際がベストです。

年間を通して18〜25度ぐらいの気温の暖かい場所

日中の気温はもちろんですが、夜間に気温の下降が少ない場所が理想的です。

冬場の窓際は、冷気が入って気温も下がるので、その時期だけ夜間には場所を移動することをおすすめします。

また、移動が困難な場合は、囲いを使って冷気を避けたり、植物用専門のヒーターを使って暖かさを保つと元気に育ちます。

エアコンの風に当てない

暖かくするためとは言っても、エアコンや暖房器具の風が直接当たるのはNGです。

胡蝶蘭は湿度を好む植物です。エアコンの風などは乾燥を招き、傷んでしまう可能性があります。

風通しが良い場所

空気が滞留していると、根が傷む『根腐れ』や葉の病気を招いてしまうかもしれません。

自然の風が通る場所が良いのですが、毎日窓が開けられない場合でも、人の動きがあって、お部屋の中の空気が動いている。または、玄関でドアの開け閉めがある場所などもOKです。

お休みの日などに、換気を兼ねて自然の風を通してあげてください。

胡蝶蘭の置き場所
  • 明るい日陰
  • 暖かい場所
  • エアコンの直風はNG
  • 風通しが良い

水やり

水やりは“土(チップや苔)が乾いてから”が基本ですが、胡蝶蘭の水やり頻度は

  • 夏・・週に1〜2回程度
  • 冬・・10日に1回程度

水の量

  • 株ごとにコップ一杯程度

水やり後の排水された水に注意

水やり後の鉢から排水された水はそのままにせず、すぐに捨てましょう。根腐れの原因になってしまいます。

植えられている鉢に穴が開いている場合

水やり後に排水が鉢から出てくるので、受け皿に溜まった水は捨てます

また、受け皿が付いていない場合は、水やりの前に濡れてもいい場所に移動してから行いましょう。

植えられている鉢に穴が開ていない場合

水やり後に排水が鉢から出てくるので、鉢の底に溜まった水は捨てます

ラッピングなどの装飾が付いている場合は、最初の水やりの際に取り除きましょう。

大きな鉢の底に溜まった水を捨てるために、胡蝶蘭の株や鉢中の発泡スチロールを一度出して戻す作業を行うのは大変。

可能ならば、それぞれ株ごとの鉢を用意して分けてしまうと水やりも簡単になります。

筆者の場合

  • 3月はじめに胡蝶蘭をいただく。
  • 3月中旬に株ごとに鉢を分けて、初めての水やり。

二度咲きさせる手順

胡蝶蘭は、綺麗な花を1ヶ月、環境が合えば3ヶ月まで長く楽しめる植物です。そして、最初の花が終わっても、次の花を咲かせることもできます。

二度目の花を咲かせる手順
  1. 花の支えになっている針金の支柱を抜く
  2. 茎を2〜3節残して切る
  3. 環境を整えて育てる

花が枯れてしまったり、花が落ちた胡蝶蘭の株は、体力がなくなっているので、二度目の花が咲く可能性は低くなります。

まだ、花が咲いている元気な状態で茎を切り、二度目の花に備えます。

二度目の花は、最初の花に比べて花の大きさが小さくなったり、花数が少なくなるため。しっかりとした大きな花を咲かせたいときは、二度目の花ではなく、次の年に咲かせることを優先しましょう。

筆者の場合

  • 花が付いている時期に茎をカット
  • 花は、切り花として飾る
  • 5月にカットした茎から新芽がでた
  • 茎が伸び、取り除いていた支柱を再度利用
  • 5つの中旬、二度目の花が咲く(小さめ)

二度目の花が終わったら、根元3〜5cmで茎をカットし、そのまま育てていきます。

環境を整えて、重なっている葉の間から新しい芽が出てくるのを待ちましょう。

ここまでで、胡蝶蘭の育て方や二度咲きさせる方法などを解説してきました。花が長く楽しめ、次の花、また次の年の花と毎年楽しんでいける胡蝶蘭の魅力がわかっていただけたかと思います。

切り花を長持ちさせる方法について、まとめた記事があります。一般的な切り花に使う方法ですが、胡蝶蘭にも参考になる内容だと思います。

合わせて読みたい
切り花(生花)を長持ちさせる基本の方法と裏技/簡単なコツと花別のケア方法
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胡蝶蘭を贈る際は、どう選ぶ?

サイズ

胡蝶蘭は大きく分けて3つのサイズあります。

  • 大輪(高さ70〜100cmほど)主に開店祝いなどのお祝い用
  • ミディ(高さ40〜70cmほど)主にギフト用
  • ミニ(高さ30cm以下)卓上サイズ

高さに合わせて花の大きさも変わり、大輪は12〜15cmミディは7〜10cmミニは3〜6cmほどになります。

サイズ高さ花の大きさ用途
大輪70〜100cm12~15cm開店・就任祝い
ミディ40〜70cm7~10cm個人用のギフト
ミニ30cm以下3〜6cmギフトや自宅用

大まかなサイズ分けの他にも、花の数や、茎の本数(○本立ち)でも種類があります。

価格

フォーマルなお祝いに使われる高価な大きめの胡蝶蘭から、ミニサイズのお手頃な価格のものまで色々あります。

価格サイズ茎の本数・花の数
3,000〜5,000円ミニ1〜2本
5,000〜10,000円ミディ2〜3本
10,000〜20,000円大輪・ミディ1〜3本・10輪以上
20,000〜大輪3〜5本・35〜40輪以上

胡蝶蘭を贈る際、一般的に使われるのは、1万〜3万円のものが多いようです。

専門店での購入がおおすすめ

一般のお花屋さんや、植物専門店にも胡蝶蘭は並んでいます。実際に目で見て選ぶことができますが、忙しく店舗に出かけられない方におすすめなのが、専門店のサイトの【HitoHana】です。

用途、予算に合わせて写真を見て注文するので、休み時間や空いた時間でたくさんの種類の中から希望の商品を選ぶことができるのが大きなメリットです。

お祝いの立て札やメッセージカード、ラッピングも無料で付くサービスもあり、配送前に商品写真と合わせてカードや札の画像もメールで送ってもらえ、初めて胡蝶蘭を贈る方でも失敗しにくいのが特徴です。

最短翌日お届け

まとめ

胡蝶蘭をもらったら、まずはラッピングを外し、株の状態や鉢の種類を確認することが大切です。

そして、明るい日陰風通しの良い場所に置き、水やりの頻度や量を守ることで、長く美しい状態を楽しむことができます。

また、花が終わったあとも適切に管理すれば、二度目の花を咲かせることも可能です。
ただし、胡蝶蘭は繊細な植物でもあるため、環境や管理方法によっては思うように育たないこともあります。

そうした経験をすると、次に胡蝶蘭を贈る立場になったときには、「できるだけ状態の良いものを、安心して届けたい」と感じる方も多いのではないでしょうか。

そんな場合には、品質管理がしっかりしていて、用途や予算に合わせて選びやすい
HitoHana】のような専門店を利用することで、贈る相手にも安心して喜んでもらえる胡蝶蘭を選ぶことができます

ぜひ今回ご紹介した内容を参考に、胡蝶蘭を長く楽しみながら、贈る際にも失敗しない選び方をしてみてください。

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長年、自宅で茶華道教室を開いてきました。 その経験を活かし、日常の中で気軽に花を楽しむ方法や、季節ごとに心を癒してくれる花の知識をお届けしています。
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